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2005.02.13

妙高杉ノ原ゴンドラ ~コクドのゴンドラ1号機をリニューアル

妙高杉ノ原ゴンドラ
事業者名:株式会社コクド
スキー場名:妙高杉ノ原スキー場
公式サイト:http://www.princehotels.co.jp/ski/myoko/index.html
所在地:新潟県中頸城郡妙高高原町杉野沢
キロ程:3074m
高低差:678m
輸送能力:2400人/時
動力:電気
許可年月日:1997年5月19日
運輸開始年月日:1997年12月4日
種別:普通索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:8名
搬器台数:不明
山麓:原動
山頂:緊張(油圧)
索道メーカー:日本ケーブル
搬器メーカー:CWA

観察日:2004年1月25日

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コクド標準仕様の山麓駅のロゴ

妙高杉ノ原ゴンドラは、妙高杉ノ原スキー場「杉ノ原エリア」の基幹となる索道です。

このスキー場は、現在「三田原エリア」と呼ばれている区域が妙高国際スキー場としてオープンしたことに始まり、同スキー場は経営不振により国土計画(現コクド)に支援を仰ぎ、同社は国際スキー場を吸収し杉ノ原エリアへ拡張、その際に国土計画初のゴンドラリフトとして初代妙高杉ノ原ゴンドラが1981年に登場しました。

2代目となる現在の妙高杉ノ原ゴンドラは、1997年に架け替えられたもので、山麓方向に約200m延長されたため、旧線を廃止の上で現在線の事業許可を得ています。

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旧線山麓停留場跡付近から見た現在線

現 妙高杉ノ原ゴンドラは、コクドのゴンドラリフトリプレースの第1号ですから、コクド初に縁深い索道と言えるのかもしれません。山麓方向に延長されているとはいえ、線路中心は旧線とほぼ同じだと思われます。

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ライオンズブルーに塗られた8人乗り搬器

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搬器内のシリアルナンバープレート

搬器は、国内のCWA製には珍しい背中合わせに座るタイプで、苗場第2ゴンドラに次ぐ国内2番目の登場だと思います。スキーボックスは、ボードやカービングスキーに対応したもので、これは後年の交換だと推測されます。

CWA社のシリアルナンバープレートは、以前は小さなアルミ板に刻印をした簡単なもので、座席下などの目立たない位置にあり探すのが大変でしたが、最近はこのような立派なプレートになり、取付位置も天井付近など探しやすい場所にある例が増えました。このプレートによれば、背中合わせに座るタイプは「BB形」というようですが、これが国内の索道メーカー内でも通用しているかどうかは知りません。

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山頂駅

このようなプラットホームや運転室・監視室を建屋に、加減速押送部分は機械のみ屋根で覆うという形状の、機械化バー方式と建屋方式を合体させたような形状の停留場は、安索の方が先行してましたが、日ケーでも登場。最近ではゴンドラでも機械カバー方式の停留場も増えてきました。

山頂停留場直前の最終支柱は、4連立柱で索輪数が32輪、なかなか見応えがあります。

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旧駅舎

この賑やかな建物は、初代ゴンドラの山麓駅の1階部分です。1階が鉄筋コンクリート造りで2階が鉄骨造りというゴンドラ駅舎では標準的なタイプだったのでしょう。2階のみを撤去し、1階部分はレンタルスキーや売店、軽食コーナーとして活用してます。

ちなみに駐車場は今でもこの旧駅舎横がメインです。また、コクドのスキー場内レストランで最もグレードが高い「アリエスカ」も旧駅舎の隣にあります。車で来た場合、このあたりで身支度をして、スキーなりボードなりで、現停留場に滑り降りてからリフト券を購入する事になりますので、財布を車に忘れるとえらい事になります。

現在線が、旧線の真上を通過していることがわかります。

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旧駅舎2階跡

旧山麓駅舎の2階床だった部分は、キッズエリアの休憩スペースとなっています。野天の椅子やテーブルの他に、怪しげは廃搬器も置かれ、休憩所となってます。写真右が旧線の搬器で、写真左がなぜか横浜博スカイウェイの搬器です。

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旧横浜博スカイウェイ搬器内

怪しげな搬器に近づいてみました。まずは、横浜博スカイウェイから。東京索道-フォンロールのゴンドラで、CWA製搬器という事がわかりますね。スカイウェイ運営のために、わざわざ別会社を設立していたのですね。ちなみに横浜博とは、1989年にみなとみらい地区で開かれた博覧会で、本来の内容はともかくとして、このゴンドラを始め、鉄道系の乗り物が充実していました。スカイウェイは横浜駅西口のそごう裏手から会場までを結ぶアクセス交通機関でした。

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初代杉ノ原ゴンドラ搬器
初代は4人乗りでしたから狭いです。この4人乗りゴンドラのみで見られた、太平索道-ミューラーという提携でした。搬器はこちらもCWA製と判ります。太平-ミューラーも現役で残るは「ニセコ東山」のみ。廃搬器と言えども貴重です。

ちなみに初代杉ノ原ゴンドラの仕様は以下の通りでした。

傾斜長:2846m
高低差:不明
動力:電気
許可年月日:1981年5月2日
運輸開始年月日:1981年11月20日
種別:普通索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:4名
搬器台数:不明
輸送能力:900人/時
山麓:不明
山頂:不明
索道メーカー:太平索道
搬器メーカー:CWA

(2005年2月13日執筆)

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