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2005.02.21

安比第2リフトA線

安比第2リフトA線
事業者名:株式会社岩手ホテルアンドリゾート
スキー場名:安比高原スキー場
公式サイト:http://www.appi.co.jp/
所在地:岩手県岩手郡安代町安比高原
キロ程:700m
高低差:95m
輸送能力:1126人/時
速度:不明
動力:電気
許可年月日:1981年8月21日
運輸開始年月日:1981年12月15日
種別:特殊索道
方式:単線固定循環式
搬器定員:2名(モデルE)
山麓:原動緊張
山頂:終端
索道メーカー:日本ケーブル

観察日:2003年3月31日

セントラルゲレンデ中腹下部にかかるリフト。カケスコースやオオタカコース下部をカバーする。他のスキー場では、近接して架設されたリフトを区別するのに「A線」「B線」・・を使うケースが多いのに対し、安比のリフトネーミングは独創的なところがあり、多少離れていても、ほぼ同じ標高にあるリフトを「第○リフト」としてまとめるので「A線」「B線」・・が近接しているとは限らない。第1リフトの場合は、多少離れていても同じ「白樺ゲレンデ」にあったが、この第2リフトでは、B線はA線とまったく異なる場所にある。

安比高原開設時からあるリフトだが、メモによると搬器が新しいタイプになっており、架替か搬器交換を行なったものと思われる。さらに「Yahoo!スポーツ スキー&スノー コース情報」によれば、輸送能力が1126人/時と半端な数字なのが謎だ。架設当時はペアリフトが国内では珍しかった時代で、900人/時に制限されており、後に輸送力を増強したものと思われる。

架替を行なったなら、このような半端な数字ではないと思われるので、搬器が新しいと言う私のメモがミスではないなら、搬器交換と思われ、さらに輸送能力が半端となった理由として、次のような理由が考えられる。

1.大きな改造を行なわずに輸送力を増強しようと計画し、ロープ強度やモーター出力の関係で、ペアリフトで一般的な1200人/時まで増やすことができなかった。

2.一旦は1200人/時に増やしたが、搬器交換をした際に、新旧の搬器重量の関係で搬器の数を減らした。

実は、ロープやモーター出力を変えずに輸送力を増強するには、速度向上による発車間隔の短縮が経済的です。このリフトの場合、建設時は速度1.6m/s、発車間隔8秒/車と思われ、運転速度2.0m/sに上げると発車間隔は6.4秒/車となり、輸送能力は1126人/時となります。これは、前述のスペックにピッタリ合致しており、半端な輸送力となった理由としては前者の理由によると思われます。

しかし、架け替えずに搬器交換とは、まだまだ使うつもりなのですね・・・ あ、安比では新しいペアリフトで、すでに廃止となった路線がありますから、そこから搬器を流用したのかもしれません。

(2005年2月21日執筆)

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