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2005.02.19

安比ゴンドラ ~国内初の本格的8人乗りゴンドラ

APPIGL101

安比ゴンドラ
事業者名:株式会社岩手ホテルアンドリゾート
スキー場名:安比高原スキー場
公式サイト:http://www.appi.co.jp/
所在地:岩手県岩手郡安代町安比高原
キロ程:2819m
高低差:646m
最急勾配:53%(28度02分)
支柱:26基
支えい索:φ48mm
輸送能力:2400人/時
速度:5.0m/s
動力:電気
許可年月日:1987年6月25日
運輸開始年月日:1987年12月20日
種別:普通索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:8名
搬器台数:110台+作業搬器1台
山麓:緊張
山頂:原動(360kw×2)
索道メーカー:日本ケーブル
搬器メーカー:CWA

観察日:2003年3月31日

APPIGL102
安比ゴンドラ山麓駅

国内における単線自動循環式普通索道8人乗りの第1号は、1985年のつくば科学万博会場に架設され、メーカーの日本ケーブルが営業した。万博終了後これは転売され、1986年に東武動物公園内に架設された。ただし、その用途から、線路長は短く、搬器も8人乗りとしてはやや小形になっている。

国内におけるゴンドラの主戦場であるスキー場に架設された8人乗りの第1号が、この安比ゴンドラだ。日本ケーブル製ゴンドラのフラッグシップとして、通信線への光ファイバー採用など当時の最新鋭技術が投入されていた。握索機のモデルチェンジが行なわれ、場内押送装置が全面的にゴムタイヤ化されたためにチェーンによる押送がなくなったのが目を引く。原動装置は山頂駅の地下に収められ、床から太い原動軸が伸びて、滑車に直結された最終減速機に接続される。

安比高原は、円錐状の山の斜面に開かれているので、上部の斜度がきつく、下部はなだらかで、理想的なスキー場向けの斜面だ。理想的すぎて、どのコースの印象も似て面白くないと言う意見もあるが、これは贅沢な悩みだろう。安比は、ゴンドラやクワッドを使い、ロングコースを高速クルージングという楽しみ方がもっとも似合う。

(2005年2月19日執筆)

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