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2005.02.25

安比 ザイラークワッド

APPID4CZ01
山麓駅

安比 ザイラークワッド
事業者名:株式会社岩手ホテルアンドリゾート
スキー場名:安比高原スキー場
公式サイト:http://www.appi.co.jp/
所在地:岩手県岩手郡安代町安比高原
キロ程:2142m
高低差:612m
輸送能力:2400人/時
速度:不明
動力:電気
許可年月日:1986年8月30日
運輸開始年月日:1986年12月24日
種別:特殊索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:4名
山麓:油圧緊張
山頂:原動(660kw)
索道メーカー:日本ケーブル

観察日:2003年3月31日

04-05シーズンからフード付きと案内されている。上述のデータは、フードが付く以前のもの。

建設年次やフード付きとなるまでの年月を考えると、建設時にフードを考慮した設計になっていたとは考えにくく、架替と考えるのが順当だが、「Yahoo!スポーツ スキー&スノー」の情報によれば、現在の輸送力は1108人/時との事で、新規にこの輸送力のクワッドを掛けるとは考えにくい。フード付きデタッチャブルペアでカバーできる仕様だからだ。そう考えると、フード無し時代のロープ強度・原動機出力・車庫線有効長をそのまま活かし、搬器数を減らすことでフード付き対応した可能性も考えられる。安比は風が強いことで有名なので、昨今の情勢を考えると輸送力を落としてフードを付けるのは、正解かもしれない。

建設当時、リフトとしては日本最長であったが、翌年に建設された森吉第1高速リフト(秋田県:コクド)に抜かれてしまい、レコードホルダーは1シーズンで終わった。現在では、妙高第1高速リフト(現 三田原第1高速リフト 新潟県:コクド)にも抜かれて第3位の長さとなっているが、国内で2キロを越えるリフトは、この3基しかなく超弩級のリフトである事には変わりない。

この当時の日本ケーブルのクワッド搬器は、画像のように2人分づつ左右2分割され、この構造は初期のモデルEタイプにも受け継がれた。

ザイラークワッドが架設されたエリアは、最初に開発されたエリアの東側になり、いわゆる安比高原がある安代町の隣にある松尾村の村域になる。安代町としては西側に拡大してもらいたいという意向があったが、地形やアクセスの都合から東側への拡大を選び、地元との齟齬が生じたという話を聞いたことがあるが、いわゆる噂話の域を超えず、真偽は定かでない。ただ、安比の西隣のエリアに新たな業者による開発計画が検討された事もあったようなので、このエリアを開発したいという安代町の意向は事実かもしれない。一方、松尾八幡平インターから安比への新しい連絡道路が建設され、それに面して新しいエリアのベースが作られたので、松尾村からの誘致はあったのかもしれない。

(2005年2月25日執筆)

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