« 須磨浦ロープウェイ ~謎のメーカー | トップページ | サンビレッジ茜リフト »

2005.02.27

須磨浦観光リフト

SUMAL1

須磨浦観光リフト
事業者名:山陽電気鉄道株式会社
公式サイト:http://www.sanyo-railway.co.jp/
所在地:兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町
区間:鉢伏山(せっつ)~梅本谷(はりま)
キロ程:268m
高低差:不明
支柱:9基
輸送能力:450人/時
速度:1m/s
動力:電気
許可年月日:1959年5月1日
運輸開始年月日:1959年7月24日
種別:特殊索道
方式:単線固定循環式
搬器定員:1名
搬器台数:68台
鉢伏山:原動(20ps)
梅本谷:重錘緊張
索道メーカー:株式会社鹿島製作所

観察日:2004年4月15日

須磨浦公園から須磨浦ロープウェイで登った鉢伏山上にある須磨浦山上遊園内にあるリフト。ロープウェイ山上駅からは、カーレーターに乗り継ぎ、リフトの鉢伏停留場に向かう。ここには、3階がいまどき珍しい回転展望室になった展望台「回転展望閣」があり、明石海峡や大阪湾などあたりが一望できる。

トップの画像はこの展望閣屋上から見た観光リフトの終点「梅本谷」側。リフトで渡った先には、ちょっとした遊具やアスレチック、梅林などがあり、それらを巡る遊歩道がある。元々は「ドレミファ噴水パレス」という音楽に合わせて噴水がショーを繰り広げる施設が目玉だったのだが、今では「ふんすいランド」と縮小され往年の派手な?ショーは行なわれない。

SUMAL2

こちらの画像は、展望閣屋上から見た観光リフトの鉢伏山停留場。停留場を出たリフトは、谷間に向かって斜面を降り、保護網の上で谷を渡り、斜面を登って終点に至る。観光リフトらしく停留場の大部分は屋根に覆われていて、リフト本体がほとんど見えない。

SUMAL3

こちらは、終点から起点に戻る途中の光景。谷渡りの保護網の手前。この保護網はなかなか立派な設備で、公式サイトにも「吊橋 長さ65m幅5.8m」と紹介されている。保護網の中間が、摂津国と播磨国の国境という事で、国境線が描かれている。停留場も「せっつ」と「はりま」という愛称になっている。

SUMAL4

年代物の仕様表。このリフトも謎のメーカー「鹿島製作所」製であることがわかる。ハリジー式というのは、固定循環式の鉱山用貨物索道の形式で、現在の固定循環式リフトの元になった形式。したがって、大半のリフトがハリジー式となるが、普通はわざわざ書かない。鹿島製作所は貨物索道の経験を元に須磨浦の索道を製作したのかもしれない。余談だが、ハリジー式を考案した米国人ハリジー氏は、サンフランシスコのケーブルカーを計画し実現させた人物だそうだ。

(2005年2月27日執筆・2006年1月5日一部修正)

« 須磨浦ロープウェイ ~謎のメーカー | トップページ | サンビレッジ茜リフト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 須磨浦観光リフト:

« 須磨浦ロープウェイ ~謎のメーカー | トップページ | サンビレッジ茜リフト »