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2005.07.24

アルツ 第3クワッドリフト

ALTS03HQ01

アルツ 第3クワッドリフト
事業者名:磐梯リゾート開発株式会社
スキー場名:アルツ磐梯
公式サイト:http://www.alts.co.jp/snow/
所在地:福島県耶麻郡磐梯町大字更科字清水平6838‐68
キロ程:1913m
支柱基数:不明
高低差:402m
輸送能力:2400人/時
搬器台数:不明 モデルEフード付き
速度:不明
回転方向:反時計
動力:電気
許可年月日:1994年1月19日
運輸開始年月日:1994年12月22日
種別:特殊索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:4人
山麓:緊張 油圧 機械カバータイプ 車庫線
山頂:原動
索道メーカー:日本ケーブル

観察日:2005年3月27日

厩尾根エリアのメインリフト。

センターハウス前に第4クワッドと並んで山麓停留場があり、同じ場所から別のエリアに登るというコンセプトはなかなか良いと思うが、来場者数を過大に見積もったのか、リフトに長蛇の列が出来る事を前提としたような巨大な広場になっており、センターハウスから乗り場まで遠すぎ。スノースポーツをやった事がある人間がレイアウトの実施計画を作ったとは思えない。ショッピングモールなどの設計手法を流用したのではないかと思われる。

フード付きの快適なリフトであるだけに、レイアウトの悪さが際立っている。

機械カバー方式で隣接して車庫線を建てているが、機械カバーのデザインと車庫線建屋デザインに統一感がなく、無計画に建て増しした温泉旅館のようで貧乏臭い。

車庫線と一体の建屋方式か、機械カバーと車庫線建屋に統一したイメージが欲しかった。ここが計画された時代には、デタッチャブルリフトもかなり一般化しており、こういう点に気配りした設備も多かっただけに、他所を研究していたとは思えない。こういう点を見ると、見込みどおりの集客が出来無かったのは当然のように思われる。

ALTS03HQ02

原動装置は山頂駅にあるようで、このように予備原動機の排気管が目立つ。せめて、機械カバーと同色に塗るなどの工夫が出来なかったのか? メーカーの気配り不足かもしれない。ま、索道ヲタとしては、原動装置のありかがわかりやすいのありがたいが、そんなお客は万に一人、いや十万に一人ぐらいだろう。

執筆日:2005年7月24日

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コメント

こぶさんの話についていこうと、Yahoo!スポーツ スキー&スノーの
ゲレンデマップやコース情報と見比べて
いるのですが、ゲレンデマップの空撮が
意外と実際の状況と比べて錯覚
しやすいものなのかがわかりますね。


>来場者数を過大に見積もったのか、リフトに長蛇の列が出来る事を前提としたような巨大な広場

どことは言いませんが、多いですよね。
逆に狭過ぎもありますが。
ありきたりな理由かもしれませんが、
急激にスキー人口が増えたためでしょうか。


>予備原動機の排気管が目立つ。

予備原動機がオレンジに塗られているところもあります。


投稿: CSSSB | 2005.07.26 23:07

空撮は参考にはなりますがあてにはならないですね。ガイドによっては、索道や駐車場の位置が間違っていたりしますし。ただ、そうそう撮り直すものではないので、すでに廃止になっているリフトが写っていたりするのが、索道趣味的には面白いのですけど。

巨大広場は、土木の勝利?ですね。通年リゾート化でゴルフ場の造成をするゼネコンが、ゲレンデ造成計画にも関わるようになってから、元の地形からは考えられないような造成が増えたような気がします。どことはいいませんが、バブル時代に建設した某スキー場の造成工事はビックリしましたもん。だいたいスキー場になるような山にあんな平坦地があるわけありません。尾根を削り、谷を埋めですからね。あんなに造成費をかけたら採算が合わなくなるのは当然です。

予備原動機は既製品のエンジンユニットの場合もありますからね。ケーシングがオレンジ色の場合も多いですね。この排気管も塗装済みで現場に着たので、そのままなんだと思いますけど、センス無いですよね。

投稿: こぶ | 2005.07.27 00:59

別に環境主義者ではありませんが、おまりにも無謀な開発が多くて胸が痛みます。

胸が痛んでも、実際に喜んで滑走しているので罪悪感を感じます。

よく滑りに行く岐阜県長良川沿いのスキー場。
その長良川には三白産業(スキー場・白菜畑・酪農)の公害が問題となっています。
これは、長良川の富栄養化やスキー場建設による山の保水能力等の低下などです。

環境にやさしいスキー場なんてつくれるはずもないのですが、スキーヤー・ボーダーのひとりひとりの問題として、
スキー場開発を考えなければなりません。

投稿: CSSSB | 2005.07.27 12:48

もう新たなスキー場が出来る事は、非常に少ないと思いますが、スキー場しか冬季の産業がない積雪地も多いので、難しい問題ですね。

環境への影響と言えば、新たな開発よりもやめる場合の問題が大きいです。国立公園内などの開発は、事業廃止後は原状復帰が義務付けられますが、赤字がかさんで止めるわけですから、そんな費用があるわけないです。

比良山のように親会社が大きくて、スキー場が小さければ、なんとかするようですが、会社の規模の割に大規模なスキー場だと大変です。3セクなどで赤字を垂れながしながら営業を続けていたり、破格の条件で民間に再建を託すのも、廃業するための資金の方が膨大だったりするからですね。

投稿: こぶ | 2005.07.27 23:29

>廃業するための資金の方が膨大だったりするからですね。

本当にそうです。大規模開発のツケとしてスキー場廃止後の現状回復の問題が、今後ますます大きな課題としてその地域に圧し掛かってくることは間違いなさそうですね。

投稿: CSSSB | 2005.07.28 00:47

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