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2005.07.21

アルツゴンドラ ~搬器はうつくしま未来博へ出稼ぎに

ALTSGL01

アルツゴンドラ
事業者名:磐梯リゾート開発株式会社
スキー場名:アルツ磐梯
公式サイト:http://www.alts.co.jp/snow/
所在地:福島県耶麻郡磐梯町大字更科字清水平6838‐68
キロ程:2389m
支柱基数:不明
高低差:449m
輸送能力:2400人/時
搬器台数:不明
速度:5.0m/s
回転方向:時計
動力:電気
許可年月日:1991年7月4日
運輸開始年月日:1994年1月2日
種別:普通索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:8人
山麓:緊張 車庫線
山頂:原動
索道メーカー:日本ケーブル
搬器メーカー:CWA

観察日:2005年3月27日

リゾート法適用第一号となった「会津フレッシュリゾート構想」地域内の磐梯清水平で、中核となるリゾート施設の一部として建設されたアルツ磐梯スキー場のゴンドラ。

開発主体の磐梯リゾート開発株式会社は、2002年10月に民事再生手続開始の申立てを行い、2003年に星野リゾートの支援が決定し、磐梯リゾートの発行済株式総数の65%を取得し、同社の子会社となった。星野リゾートがスキー場を手がけたのは、ここが最初であり、ここの後に引き受けたトマムと共にどのような経営手腕を見せるかが注目される。

さて、本ゴンドラは、ベース部から放射状にコースが広がる本スキー場の最も東側に位置する磐梯尾根エリアにおける唯一の登板設備だ。

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ベース部をひとつにまとめるためか、収容能力を高めるためか、本スキー場ではベース前の平坦地が必要以上に広く、特にこの磐梯尾根エリアにおいては、かなり強引なコース設定でベースに連絡しているため、このように山麓部の平坦部分が長い。スキー中級者以上ならスケーティングでなんとかなるが、初心者やボーダーはかなり苦労をしており、そのためか結構空いていた。どれぐらい大変かは、ゴンドラで乗り合わせたカップルが「さあ、あと2本頑張って歩いたら帰ろう」と言っていたと紹介すれば伝わるだろうか。

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山麓駅はセンターハウスと統一されたデザイン。車庫線はこちらにある。

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山頂駅は、周りに溶け込む落ち着いた配色。山頂駅手前には防風網が設備され、尾根にかかるゴンドラである事を感じさせる。

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原動装置は山頂にある。場内押送装置はチェーンタイプ。

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搬器銘板は、旧タイプ。最後の一すべりで、昼過ぎに乗ったら貸し切り状態となったので、内部の細部が撮影可能となった。

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扉の開閉機構。今ではこれがモデルチェンジしたようで、椅子の下にこのような箱状の機構は置かれていない。

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天窓タイプの通風口と無線機。オメガタイプの初期では、通風口は金属製の蓋で天窓にはなっていなかった。

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このゴンドラ搬器は、2001年に開催された「うつくしま未来博」会場に架設されたゴンドラ「キビタン」に貸与して使われたことがある。これは、その当時の様子で、手前の搬器は車椅子対応として扉が改造されている。

ALTSTICET

4時間券で営業中の全ゴンドラ・リフトに乗ったので結構忙しかった。

執筆日:2005年7月21日(修正・リンク追加9月8日)

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コメント

歩くのは嫌ずら・・・。
上から2枚目の写真で状況が良く分りますね。
しかし斜度が無いですね~。ちょっと無茶な配置。
でもスキーバブルの時は搭乗1時間待ちとかあったのでしょうか。
ネットや本でチェックするゲレンデガイドのコースマップは
山を奥にする俯瞰図だけですので、実際に滑ってみて泣かされることが多いです。

>4時間券
ここまででかでかと期限の時間が印字されるのですね。

投稿: CSSSB | 2005.07.21 23:06

×俯瞰図
○鳥瞰図
すみませんでした。

投稿: CSSSB | 2005.07.21 23:09

私はスキーヤーなので、この程度の斜面でもスケーティングでなんとかなりますが、この時は春の雪でしたから、ちょっと辛かったです。
計画された時は、まさかここまでボーダーが増えるとは思わなかったのでしょうね。
ここの開発会社の出資者には、そうそうたるゼネコンが入っていたはずなので、最新の動向に疎いまま、ゲレンデの設計をしたものと思われます。
出来た頃には、スノースポーツ人口の減少が始りだしていたはずなので(ピークは90~95年)、おそらくそこまで混んだ事はなかったでしょう。

投稿: こぶ | 2005.07.21 23:39

そうそう。スキー場ガイドはスキーマップルに限ります。だんだんと収録スキー場が減っているのが難点ですですが、大型スキー場は等高線入りの平面図で紹介されており、地図が読める人には鳥瞰図や空撮写真より分かりやすいです。

投稿: こぶ | 2005.07.21 23:46

行ったことはないのですが、長野県の御岳ロープウェイスキー場もアルツ磐梯と同様にゲレンデ下部が平らだそうです。
そのため、足はいつも おんたけスキー場へ・・・。

投稿: CSSSB | 2005.07.22 00:35

スキーマップル

今シーズンは買ってみます。
ちなみに、リフト一本勝負のゲレンデまで掲載されているのですか?

投稿: CSSSB | 2005.07.22 00:38

御岳ロープウェイは、建設中に現場をのぞいただけなのですが、一応、初心者向けなのでアルツの山麓ほどは平らではないと思います。ここは、初心者でも滑らないほど平らですからねぇ。トマムの山麓が似てますが、トマムもアルツには及ばないでしょう。アルツのゴンドラ沿いのコースは、最後の200メートルくらいは、本当の平坦地ですからねェ。少し上から、直滑降で勢いをつけても、春の雪では途中で止まりそうになり、スケーティングでした。

>スキーマップル
10年位前は、かなりのロコスキー場も網羅してましたが、今は中規模以上のみの収録です。ただ、鳥瞰図や空撮写真ではわかりにくい大形スキー場の平面図は非常に重宝します。私は、ヤマケイのゲレンデガイドとスキーマップルの両方を買ってます。もったいないようですが、最近はガイドを買う人が減ったためか、リフト券プレゼントの当たる確率が高く、毎年複数当たってますので、元は取ってますね。

投稿: こぶ | 2005.07.22 12:08

スキーマップルの件ありがとうございます。
リフト券プレゼントは本当に魅力的ですね。

しかし、アルツゴンドラの様に博覧会に出稼ぎに行ったり、
逆に博覧会から第二の人生をスキー場で歩んだり、
ゴンドラの人生もおもしろいですね。

ここで予想。キッコロ・モリゾーゴンドラのうちひとつはビワバですが、
もうひとつはスキージャム勝山・・・。どうでしょうか?

投稿: CSSSB | 2005.07.22 20:31

なるほど! 中間屈曲所がありますから、中間屈曲停留場が計画されているジャムにはピッタリの中古物件ですね。

ただ、来場者数から考えると民間ベースではペイしないでしょうね。びわ湖バレイも補助金頼みのようですし。勝山市や福井県がいまさらジャムにてこ入れするとは思えませんし、東急本社がどう考えているかですね。

投稿: こぶ | 2005.07.23 00:53

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