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2005.07.02

登別ゴンドラリフト ~三線自動循環式を架替え

NOBORIBETSUGL01

登別ゴンドラリフト
事業者名:登別温泉ケーブル株式会社
公式サイト:http://www.kamori.co.jp/bearpark/top/index.htm
所在地:北海道登別市登別温泉町224番地
キロ程:1260m
支柱基数:不明
高低差:294.97m
輸送能力:1800人/時
搬器台数:不明
速度:5.0m/s
回転方向:反時計
動力:電気 300kw
許可年月日:1957年2月13日
運輸開始年月日:1957年7月27日
現設備建設:1990年
種別:普通索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:6人
山麓:原動緊張
山頂:終端
索道メーカー:日本ケーブル
搬器メーカー:CWA

観察日:2005年3月24日

北海道で初めてのロープウェイとして建設された三線自動循環式登別温泉ケーブルをルーツとするゴンドラ。変更認可で建設されたために、許可年月日や運輸開始年月日は三線自動循環式時代のもの。架替は1989~1990年に行なわれた。

公式サイトには「高速ゴンドラ(通常6人乗り)が約15秒間隔で出発しています。山麓駅から山頂まで全長1300m、高低差300mを5分~7分で一気に駈け登ります」とあり、これから計算すると、輸送能力は1440人/時、速度3~4.2m/sとなる。6人乗りゴンドラで標準的な1800人/時、5.0m/s仕様の設備を4.0m/sで使うと1440人/時となるので、こういうスペックかもしれない。1995年に乗車しているため、今回の訪問時はゴンドラには乗らなかったが、乗って仕様が書かれている銘板を探すべきだった。

利用促進のために山頂に登別クマ牧場が開設され、現在ではすっかり主客転倒し、クマ牧場の一部としてのゴンドラになっている。輸送力不足を補うために三線交走式ロープウェイが1973年7月29日に開業、ゴンドラに架替えられた後の1992年まで運行された。

交走式の搬器は、札幌オリンピック滑降コースとなった恵庭岳に架設されていたロープウェイから転用したもので「オリンピック号」の愛称を持ち、札幌オリンピックのシンボルマークが描かれていた。その他原動機械なども転用であったかどうかは不明。恵庭岳のロープウェイは、山麓・山頂線の2区間に別れ、メーカーは安全索道だった。一方、こちらは日本ケーブル製となっている。ただ、他社の機械の改造を行なう例もあることから、解体工事を日ケーが請け負い、オーバーホールの上で転用した可能性も考えられる。

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手前にあるのが交走式の停留場で、現在でも設備が残され貨物用として運行されている。

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執筆日:2005年7月2日 (7月9日加筆)
原動位置追記:2006年8月30日

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