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2005.09.19

番外編:続・コクドの動向

本日は観察日記の番外編。

コクドが事業を大幅に整理するという報道が流れて以来、コクド系のスキー場の動向を気にしている人は多いようだ。筆者ももちろんだが、アクセス解析によれば、この問題に関するキーワードで検索して当ブログにたどり着いたと思われる読者も多い。

さて、この話題に触れた前回(4月12日)では3月下旬に新聞で報じられた内容を元に、存続の可能性が高いスキー場と売却・撤退の可能性が高いスキー場の一覧を上げた。その後の情報は、その記事へのコメントという形でフォローしていたが、久々にコクド(プリンスホテル)のサイト内にある「SEIBU Ski&Snowboard」のページを見たところスキー場一覧に掲載されているスキー場が整理されている事が判明したので、新たに記事を書くことにした。

このページには「なお、2005-2006シーズンの情報更新は10月1日に予定しております」とあるので、この一覧は最終決定ではない可能性が高いが、いったん削除されたスキー場が復活するとは考えにくく、ここにないスキー場は少なくとも今シーズンは休業する可能性が高いといえよう。

なお、現時点では「地図からスキー場を探す」では、昨シーズンのままとなっており、今ならどこが消えたのか比べるのはたやすい。

それでは、現時点で「一覧」に掲載されているスキー場を紹介しよう。この内太字は、3月下旬に売却・撤退の候補として名前が挙がっていたものだ。深川のように地元紙で「今シーズンは営業するが来シーズンは未定」と報じられた所もあり、来シーズン以降は不明だ。さらに阿仁も「スキー場としては営業しない」という報道もあったので、今シーズンの営業体制がどうなるか興味深い。

■北海道
 ○函館七飯スキー場
 ○ニセコ東山スキー場
 ○真駒内スキー場
 ○富良野スキー場
 ○深川スキー場
 ○糠平温泉スキー場
 ○津別スキー場

■東北
 ○雫石スキー場
 ○千畑スキー場
 ○阿仁スキー場
 ○森吉スキー場
 ○鯵ヶ沢スキー場

■関越
 ○苗場スキー場
 ○田代・かぐら・みつまたスキー場
 ○湯沢中里スキー場
 ○六日町八海山スキー場
 ○水上高原スキー場
 ○狭山スキー場

■上信越
 ○万座温泉スキー場
 ○表万座スキー場
 ○軽井沢プリンスホテルスキー場
 ○志賀高原焼額山スキー場
 ○ごりん高原スキー場
 ○妙高杉ノ原スキー場

■近畿福井
 ○箱館山スキー場
 ○国境スキー場
 ○福井和泉スキー場

■スノーボード
 ○苗場スキー場浅貝ゲレンデ
 ○軽井沢スケートセンタースノーボードパーク

これを昨シーズンの一覧と比べると、消えているのは以下のスキー場だ。

この内、太字は3月下旬に名前が挙がっていなかったもの。斜字は、これまでにローカルニュースなどで休止・廃業が伝えられたものだ。

スノーボードパークは、索道がないので本ブログのテーマからは外れるが、参考として挙げておく。

■北海道
 ●札幌北広島プリンスホテルファミリースキー場

■関越
 ●土樽スキー場
 ●小千谷山本山高原スキー場
 ●三国スキー場
 ●日光菖蒲ケ浜スキー場

■上信越
 ●燕温泉スキー場

■近畿福井
 ●伊吹山スキー場

■スノーボード
 ●箱根ピクニックガーデンスノーボードパーク
 ●西武ゆうえんちスノーボードパーク

山本山高原は、昨シーズン中越地震の影響で休業しており、2003-2004シーズンの営業が最期となった可能性が高い。日光菖蒲ケ浜は、おそらくコクドで唯一の固定循環式トリプルがあり、コクドウオッチャーとしては、未訪問のまま廃止されるのは口惜しい。

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コメント

axislineさんの「axislineの日記」9月4日
http://d.hatena.ne.jp/axisline/20050904
によれば、9月3日の朝日新聞新潟版に、7月末にコクドから小千谷市長に今シーズンも山本山高原を休業する旨が伝えられていたそうだ。

さらに阿仁ゴンドラは、北鹿新聞サイト
http: //www.hokuroku.co.jp/
掲載のニュースによれば、冬季間の休業という事で、樹氷観光の営業も行うかどうかも未定
http: //www.hokuroku.co.jp/thismonth/20050901.html
という事だ。この件は、秋田魁と微妙に内容が異なり、どうなる事か?

投稿: こぶ | 2005.09.19 14:34

多いなぁ~ほとんど行ったことないなぁ~さびしいなぁ~コメントなさけないなぁ~
特に燕温泉は、私の住んでいる所から行けなくもないので、スキー+古い温泉街で一泊なんてプランも考えていたのになぁ~

投稿: CSSSB | 2005.09.20 01:15

私も今シーズンの休業が確実なスキー場では一箇所も滑っていません。伊吹は夏にゴンドラに乗っただけですし、山本山高原は工事中に様子をのぞきに行っただけ。しかも、工事現場にセーターを落として泥だらけにしてダメにしてしまった情けない記憶があります。
関温泉は行った事がありますが、その当時の燕温泉はコクドの傘下に入る前で、赤倉温泉から乗り合い雪上車で行かないとならない陸の孤島でしたので、行きませんでした。燕が休業となると、旅館の死活問題かなと思うのですが、ネット上を検索する限りでは、特に騒ぎにはなってないですね。

投稿: こぶ | 2005.09.20 01:30

燕温泉の地味かつマターリ感が好きだったのですが…、ただでさえアクセスがしんどい場所ですから、まあやむを得ないんでしょうねえ。

今年は登山道のつり橋も崩落し、河原の露天風呂にも行けなくなっちゃいました。ゲレンデのほうの露天風呂は入れるみたいなんですけどね。

投稿: えり | 2005.09.21 13:22

えりさん、マニアックな方のブログにようこそ \(^o^)/

ありゃ~、奥の方の露天風呂は行けないのですね。どっちにしろスキーシーズンは入れない風呂でしたが、なかなか評判のよい風呂でしたから、秋にでも行ってみたかったのに。

投稿: こぶ | 2005.09.21 13:52

話しは、コクドから外れますが昨日の日経に丸紅もスキー事業から撤退しますね。運営中の2ヶ所のスキー場は東急不動産が引き継ぐのでとりあえずはひと安心ですが。http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050922AT1D2204D22092005.html
しかし、最近の暗いニュースばかりですね。レジャーとしてのスキーは死に体だと言っている人もいますし・・・。
スキーやスノーボードほど、自分が別の生き物になったような体験が出来るスポーツは、なかなか無いと思いますが・・・。
私は、一生続けます。

投稿: CSSSB | 2005.09.24 02:09

丸紅もスキー場業界から撤退ですか。ハンターマウンテンは、丸紅の輸入する人工降雪機のショールームとも言われ、少雪低温地区での日帰り型スキー場経営のプレゼンテーションでもあったわけですから、こういう社会状況下では、丸紅として波及効果の期待できる事業ではありませんから仕方がないでしょうね。

マウントジーンズは、日本ビューホテルが主体で計画を進めていたはずですが、同社の出資率は10%で丸紅が70%になってますね。丸紅主体になっていたとは知りませんでした。計画の途中で丸紅主体に変ったのか、2001年に日本ビューホテルが民事再生法による経営再建を開始したのに伴い、丸紅が救済したのかどちらでしょう。

東急不動産は電鉄のスキー事業の受け入れも行っており、(関連会社も含めると)またたくまに大手索道事業者になりましたね。

投稿: こぶ | 2005.09.24 21:48

2005-2006シーズンの情報更新が予告されていた10月1日がきた。

上に上げておいたスキー場一覧から、さらに「千畑」と「阿仁」が消えている。リンクはされていないが、直入力(http: //www.princehotels.co.jp/ski/senhata/)
で千畑のサイトを見ると「2005-2006シーズンは休止いたしております」と書いてある。「阿仁」(http://www.princehotels.co.jp/ski/ani/index.html)
はなぜか「森吉」からのリンクは消えていないが、この夏に秋営業について更新したときのまま、冬の体制はまだ決まっていないのかもしれない。

他は、「土樽」(http://www.princehotels.co.jp/ski/tsuchitaru/)
「燕温泉」(http://www.princehotels.co.jp/ski/tsubame/)
「伊吹山」(http://www.princehotels.co.jp/ski/ibukiyama/)
の3スキー場は2005-2006シーズンの表紙に更新され「休止します」と明記、一方、
「山本山高原」(http://www.princehotels.co.jp/ski/yamamotoyama/)
「三国」(http://www.princehotels.co.jp/ski/mikuni/)
「日光菖蒲ケ浜」(http://www.princehotels.co.jp/ski/nikko/)
の3スキー場は昨シーズンまま更新もされていない。この差はどこにあるのだろうか?

「阿仁」は覚悟していたが「千畑」は望みを少しだけ持っていたので、ちょっとショック。

投稿: こぶ | 2005.10.01 18:11

燕温泉復活!

コクドのスキー場一覧に燕温泉が復活してます。とりあえず営業期間だけは今期の日程に変更済み。この期に及んでどんでん返しのようだ。

千畑もどんでん返しがないか期待したいが・・・・無理だろうな。

投稿: こぶ | 2005.10.05 21:30

土樽もダメかあ。
詳しくはわからないけど、クラシカルなリフトが架かってましたね。手前の山荘は常連や団体でにぎわってました。駅は登山客のみが降りてきてて、「中里スキー場に行きたい人は電話くれれば迎えに来ます」みたいな貼り紙がしてあってびっくりした記憶があります。土樽のリフト休止日は中里で対応してたみたいですね。

それと中里のコブって、ショートスキーでも滑りやすかったんですが…こっちの運命は如何に?

投稿: えり | 2005.10.07 01:34

えりさん、コメントどうもです。

手元の資料では、土樽は1990年にペアリフトに架替えになってますから、「クラシカルなリフト」という事はないはずなんですが、中古品だったのかな? それとも古いリフトも撤去せずに残っていたのでしょうか? この区間、在来線で通ったのは20年以上前の話になるのでわかりません。

中里はどうなるのでしょうね。旧形客車の休憩施設も気になりますから行きたいのですが・・・ 土樽と違って動きがあれば、新聞ネタになるかなとは思っているのですが。

投稿: こぶ | 2005.10.07 21:57

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