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2005.12.21

苗場 プリンス第1ゴンドラ ~コクドの日ケー発注第1号機

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苗場 プリンス第1ゴンドラ
事業者名:株式会社コクド
スキー場名:苗場スキー場
公式サイト:http://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/index.html
所在地:新潟県南魚沼郡湯沢町三国
キロ程:2221m
支柱基数:不明
高低差:758m
最急勾配:37度49分
輸送能力:1800人/時
搬器台数:90台
速度:5.0m/s
回転方向:反時計
動力:電気 600kw
許可年月日:1985年4月16日
運輸開始年月日:1985年12月13日
種別:普通索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:6人(向い合せ着席)
山麓:緊張
山頂:原動(車庫線)
索道メーカー:日本ケーブル
鋼索メーカー:不明

観察日:2002年3月24日

苗場スキー場に架設された初のゴンドラ。コクド(当時は国土計画)として、初めて日本ケーブルに発注したゴンドラでもある。

コクドと日本ケーブルは古くから取引があるにも関わらず、なぜかゴンドラに関してはコクドでは太平索道と東京索道に偏って発注しており、二大メーカーである安全索道と日本ケーブルへの発注が無かった。その安索も1983年に焼額山第1ゴンドラを担当しており、ようやく日ケーに順番が回ってきたのが本ゴンドラである。

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ホテルに直結した通路を持つ山麓駅舎というコンセプトは、コクドでは苗場が第1号である。(コクドに先んじた事業者があるかは未調査)駅舎のデザインもホテルと調和をとるように考慮され、そのためステンレスの外装を採用したと聞いている。ホテルに騒音や振動を伝えないため、苗場ではプリンスホテルに隣接する索道では山麓に原動装置を置かない。そのため、本ゴンドラも山頂原動である。

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搬器はCWA社のオメガタイプ6人乗り。

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中間監視所の横にITVカメラが設置されたコンクリート柱が立っており、建設後になって監視員を省略するためにITV設備を設置したものと思われる。車掌の乗らない索道では、全線を目視確認する事が求められており、地形上、山麓からも山頂からも見えない位置には中間監視所を置いて監視員を配置しないとならない。しかし、実際には監視員を配置していない事業者も多く見かけた。その中でコクドは、きちんと配置しており模範的な事業者といえよう。最近ではこのようにITV装置を用い運転室で監視できるようにしているケースが多い。

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ゴンドラの線路をまたいでいる門形の設備は、高圧線保護設備。ここは上空を通過する高圧線の下を潜るために圧索支柱となっているため、万が一脱索した場合は、支えい索が上空に跳ね、高圧線と接触する可能性もある。そのために脱索しても、支えい索の跳ね上がりを防止するために設けられた。

筆者は、以前の東京在住に苗場で滑っており、今回の観察日には第1ゴンドラに乗車していないので、山頂付近の画像はない。

執筆日:2005年12月21日

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