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2006.03.07

大雪山 黒岳ペアリフト

KURODAKEPL01

大雪山 黒岳ペアリフト
事業者名:(株)りんゆう観光
スキー場名:大雪山層雲峡黒岳スキー場
公式サイト:http://www.rinyu.co.jp/kurodake/index.html
所在地:北海道上川郡上川町層雲峡
キロ程:1108.58m(冬)/1109.85m(夏)
支柱基数:27基
高低差:217.13m
最急勾配:不明
輸送能力:1200人/時(冬)/ 900人/時(夏)
搬器台数:161台(冬)/214台(夏)
速度:2.3m/s(冬)/1.3m/s(夏)
回転方向:反時計
動力:電気 132kw
許可年月日:1970年9月3日
運輸開始年月日:1971年1月12日
建設年:平成3年6月
種別:特殊索道
方式:単線固定循環式
搬器定員:2人
山麓:原動油圧緊張
山頂:終端
索道メーカー:日本ケーブル
鋼索メーカー:不明

観察日:2006年2月1日

大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ山頂停留場付近からさらに上方に架けられたリフト。許可・運輸開始年月日からわかるように先代の黒岳山頂リフトの免許を生かし、変更認可で架設された。筆者は前回の訪問時にこの先代のリフトに乗っている。

旧法令で言う甲乙兼用リフトで、夏山仕様と冬山仕様を切替えられるようになっている。低速での運転しか認められない夏山仕様では14分強かかる。リフトの所要時間では国内最長かもしれない。最長でなくてもトップクラスであることは間違いない。

冬季はスキーリフトと利用され、ロープウェイの下山ルートとは異なり、中級者でも十分に対応できる斜面になっている。山頂停留場直下のきつめの斜面さえなんとか降りれば、初級者でも大丈夫だ。林間を深雪滑走できるが、リフトの沿って圧雪もされている。ハイクアップして黒岳山頂からの滑走がここのウリだそうだが、筆者はそんな根性は持ち合わせないので、リフト沿いに滑っただけである。

例年は1月半ばからのロープウェイ年次点検に合わせてこのリフトは運休し、運転の再開は3月になるのだが、今年はロープウェイの年次点検終了と同時にリフトも運転を再開した。これが知られていないのか、筆者訪問時には来場者はゼロで、到着時にはリフトは止められていた。

KURODAKEPL02

起点がロープウェイ山頂駅付近といっても2~300m離れており、やや標高差もあるので僅かではあるがハイクアップしてのアプローチになる。ロープウェイ駅からはまったく見えず、案内標識もないので、ちょっと不安を感じながら歩くとようやく原動緊張装置が姿を現した。大出力に対応した3コラム形だ。

KURODAKEPL03

ここも仕様の掲示があった。

KURODAKEPL04

夏冬兼用の支柱。支柱側面の雪面の少し上に雪が付いているのは、夏山仕様時のアーム位置で、アームを固定する張出しがあるため。

この付近では線下がコースになっている。なお、少し離れた林間にも圧雪車1~2台分の幅で圧雪されたコースがある。

KURODAKEPL05

これが高さを可変できるアームを下から見上げたところ。上部位置では、長いボルトを通して上側で固定してるようだ。

KURODAKEPL06

気象条件の厳しさを反映してか、山頂停留場は建屋になっている。この中に標準タイプの終端装置がある。山頂付近では夏山仕様でもロープ位置を変えないため、保護網がかなり高めの位置に設置されている。

執筆日:2006年3月7日

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コメント

私が乗りづらいと言ったのは、モデルEではありません。旭川神居スキー場?で紹介してある搬器です。

投稿: あっちゃん | 2006.03.07 07:21

あっちゃんさん、コメントありがとうございます。
誤解があったようで失礼しました。カムイスキーリンクスには第1~第5の5本のペアリフトがあり、第1~第4が旧形の搬器、第5がモデルEですが、おっしゃっているのはどの搬器でしょう?

投稿: こぶ | 2006.03.07 18:24

旧型の搬器の座る所が黒ではないものです。田代第7ロマンス、第6ロマンスの搬器のことです。

投稿: あっちゃん | 2006.03.08 07:10

なるほど。旧形搬器でのウォームシートの有無ですね。モデルEではウォームシートは標準装備になりましたが、旧形搬器ではオプションでした。ついでに記しますと、フロントラバーバンパー(座面の前にあるゴム緩衝材)もオプションです。プラスチック製の座面の上にバンドで固定するウォームシートもありますが、正規のオプション品はプラスチックの枠の中にウォームシートをはめ込んだタイプになります。ですから、座面だけの交換でもウォームシートになりますし、搬器ごと変えることも可能です。座面は補修パーツですから、今でも注文すれば売ってくれるのではないでしょうか?

投稿: こぶ | 2006.03.08 12:10

ここのリフトは夏に乗ったたことがあるだけです。
20代なかばの頃はバイクに凝っていて、夏休みと盆休みの間の5日間に有給を貰った上、誕生日休暇(7月生まれです>)までくっつけて、20連休で北海道ツーリングで訪れました。

7合目でエゾシマリスを撮影した後で下りのリフトに乗るときに、前の搬器に乗っていた登山客のオッサンが煙草をポイ捨てしたのにはムカつきました。
リフト上での禁煙を守れない上に、自然環境を破壊したり山火事の原因になるポイ捨てをするとは、登山者としてだけでなく人間としても最低です。
皆さんも最低限のマナーは守りましょう。

投稿: ヤックル | 2006.03.08 22:30

ヤックルさん、コメントありがとうございます。
私は今は煙草をすいませんが昔はヘビースモーカーでしたので耳が痛いです。ただ、携帯灰皿はかなり昔から持ち歩いてました。今はかなりマシになったと思いますが、昔は雪が溶けたあとのリフト線下はフィルターの散乱が酷かったそうですね。

投稿: こぶ | 2006.03.08 22:38

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