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2006.04.23

木島平 第3山頂ペアリフト

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木島平 第3山頂ペアリフト
事業者名:木島平観光株式会社
スキー場名:木島平スキー場
公式サイト:http://kijimadairakanko.jp/skipark/index.htm
所在地:長野県下高井郡木島平村大字上木島
キロ程:860m
支柱基数:21基
中間停留場:なし
高低差:411m
最急勾配:不明
輸送能力:900人/時
搬器台数:108台 セフティバー付
速度:不明(キロ程と搬器台数から逆算すると2.0m/s)
回転方向:時計
動力:電気
許可年月日:1993年10月1日
運輸開始年月日:1993年12月16日
建設年:1993年11月
種別:特殊索道
方式:単線固定循環式
搬器定員:2名
山麓:原動油圧緊張
山頂:終端
索道メーカー:安全索道
鋼索メーカー:不明

観察日:2006年3月25日

高井富士の別名を持つ高社山の山頂直下まで登るリフト。カバーするコースは最上級者向けのパイオニアコースであり滑走者が限られるために近年では土日祝日年末年始と特定の日にしか運行しないと明示されている。小海リエックスの第4ペアリフトでも書いたが、このように限定的な運行である事を明示しての運営は大変好感がもてる。コクドにはぜひ見習って欲しい。

訪問日は土曜ではあったが、シーズン末期でコースコンディション不良のためパイオニアコースは閉鎖されており、本来はリフトは運行されないはずだった。しかし、このリフトはパラグライダーパイロットの輸送も行なうため、当日はパラグライダーのために運行されており、パラグライダー飛行の見学者にも開放されているために運よく乗車できた。

以前はほぼ同じ位置にシングルの第3山頂リフトが架設されていた。現在のペアリフトになってから、グリーンシーズンも主にパラグライダーのために運転されているが、木島平パラグライダースクールによると、グリーンシーズンの運行見直しの申し入れが木島平観光からあったようで、継続は不確定のようだ。運転日は上述のスクールのサイトにあるので、本リフトの乗車を希望する人は運転日をチェックの上で早めの訪問をお勧めする。高社山登山はよませ温泉スキー場側からが一般的だそうだが、このリフトを使えば極めて短時間で山頂に立てるようだ。

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山麓停留場は第8スカイフォーリフト山頂停留場に隣接して位置する。はっきりした事はわからないが、グリーンシーズンの営業時は、ここまで車で上がれるようだ。ただ、一般利用者の乗用車の駐車スペースがあるかどうかはわからない。搬器は安全索道の標準的なタイプで、ウォームシート・セフティバー付。

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夏山時の低いアーム位置を支持する突起の高さが、積雪の多さを物語る。下から見上げたアングルでは急斜面を感じないが、下り線から下を眺めたトップ画像をみれば、急斜面である事がわかる。高所恐怖症気味の筆者はセフティバーがなければ、下りには乗れなかったかもしれない。

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山頂の終端装置も安索の標準的なタイプだ。飛ばない見学者は、もちろんここから下り線に乗車できる。パイオニアコースがオープンしている時も下り線に乗せてもらえるかどうかは不明だ。頼めば大丈夫だと思うが、それはちょっと恥ずかしい。と言って筆者の技量ではパイオニアコースを降りるのは困難を極めたと思われ、今回のような形で乗れたのはラッキーだった。

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これが当日の山頂付近。すでにスキーゲレンデというよりもパラグライダーの助走路。パイロットは飛行準備に余念がないようす。山麓と無線で連絡をとり、指示に従って離陸していく。すぐ横がリフトだけに、素人目にも離陸が難しそうだった。スキーコースと共に上級向けのようだ。

執筆日:2006年4月23日

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コメント

>パイオニアコースがオープンしている時も下り線に乗せてもらえるかどうかは不明だ。頼めば大丈夫だと思うが、それはちょっと恥ずかしい。

そんなことはないですよ。
ずんぶん前ですが修学旅行の先生と生徒さんが山頂からの景色を見にリフトを利用してましたよ。
生徒さんはそのままリフトで降りて先生はコースを降りてましたが生徒さんのほうが早く下山して下で先生の来るのを待っていました。
多分今でも下山用に乗せてくれるのではないかと思います。


けど あの斜度をリフトを使って降りるほうが怖いような気がするのですが・・・

投稿: docat | 2006.04.24 00:12

docatさん、コメントありがとうございます。
パイオニアコースがオープンしている時期でも、下り線に乗せてもらえるのですね。リフトの下り線はけっこうおっかないですから、ここの場合はおっしゃるように特に怖いですね。セフティバーの存在が心理的にかなりの安心感を与えていました。

投稿: こぶ | 2006.04.24 01:33

このリフトは木島平、牧の入、高井富士の3スキー場の中で、私が唯一乗車出来なかったリフトです。
身体が慣れてから乗ろうと悠長に構えていると天候が崩れてきて、再び第3リフト乗り場に戻った時には幸か不幸か悪天候を理由に店終いを開始していました。(泣)
一度怖い物見たさにパイオニアコースに”堕ち”にいきたいのですが、ここのコースと新穂高ロープウェイのパノラマコース、竜王スキーパークの木落しコースの何れが一番の難コースでしょうね?

ちなみに私は過去に”アイスバーン”の時の”ジャイアントの壁”で転倒し、ダークサイド・・・もとい、下まで”堕ちた”ことがあります。
転倒中に止めようとしてスキーのエッジを立てた瞬間、ものの見事に板が吹っ飛んで行き、何の抵抗も出来ないまま堕ちる恐怖を味わいました。(怖!)
その後板を取りに行くのに苦労したのは言うまでもないですが、上にいる人が板を落としてくれただけ助かりました。

投稿: ヤックル | 2006.04.24 23:29

ヤックルさん、コメントありがとうございます。
ゲレンデトップにあがるリフト・ゴンドラは諸事情により止めるときは、真っ先に止まりますから「動いているうちに乗れ」が鉄則ですね。私のときは、ご覧の通り天候が安定してましたので、午後一に廻したのですけど。
単独行だと怪我をした場合、帰宅もままならなくなりますから、実力以上のコースはなるべく踏み入らないようにしてます。
上げられた3つのコースのうち、新穂高ロープはスキー場が閉鎖されましたから、幻のコースですね。私の実力をはるかに超えていると判断しているのは、このほかに大雪山黒岳の下山コースもあります。(この冬、パスしました)

ジャイアントも整備された直後は快適なコースですが、アイスバーンと化すと手ごわいですね。
私がやらかした大滑落は、テイネハイランドの女子大回転の壁で、フォースが及ばず100mぐらい落ちました。この時は、胸を強打して呼吸が止まるというのを初体験。頭では「息をしないと死ぬ」とわかっているのですが、呼吸が出来ないんですよ。怖かったです。

投稿: こぶ | 2006.04.25 01:08

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