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2006.04.15

サンメドウズ バードリフト ~休止中の希少種

Sunmeadows03pl01

サンメドウズ バードリフト
事業者名:清里ハイランドパーク(株)
スキー場名:サンメドウズ大泉清里スキー場
公式サイト:http://www.sunmeadows.co.jp/
所在地:山梨県北杜市大泉町西井出
キロ程:614m
支柱基数:10
中間停留場:なし
高低差:不明
最急勾配:不明
輸送能力:不明
搬器台数:不明
速度:不明
回転方向:時計
動力:電気
許可年月日:1990年7月26日
運輸開始年月日:1990年12月29日
建設年:1990年
種別:特殊索道
方式:単線固定循環式
搬器定員:2名
山麓:原動油圧緊張
山頂:終端
索道メーカー:三菱重工業
鋼索メーカー:不明

観察日:2006年3月24日

現在休止中のペアリフト。正式名称は第3リフト。

索道要覧では「休止中」の注釈はなく、多くのゲレンデガイドでも記載されてるが、ここしばらくはまったく動いていないようだ。

スキー場開設時に設置された三菱重工業製の機械がそのまま残る。運転するつもりがなかったので架け替えなかったのか、自動循環式と違い固定循環式には特に問題がなかったので架け替えなかったのか不明である。

カバーするのは主に上級コースで、山麓部の緩斜面をいとわなければパノラマリフトで代替できるので、来場者が多くないと利用価値が低いリフトであるのは確か。

Sunmeadows03pl02

米国リフトエンジニアリング社との技術提携によるリフトで、停留場機械や支柱は独特の形状をしている。筆者が確認している同形のリフトは、ホワイトピアたかす第3ペアリフト網走レークビュー第2リフトがあり、マウンテンパーク津南のリフトも同じではないかと睨んでいるが、このほかにはあったとしてもかなり少ないと思われる。すでに提携先の会社はなく、三菱重工自体も索道事業に力が入っているとは思えないので、今後は減る一方と思われる。

Sunmeadows03pl03

この支柱も作業アームなど独特の形状で、3輪という索輪も珍しい。

Sunmeadows03pl04

このリフトも夏山営業兼用の高低切替え式の支柱になっており、アームが小径の円筒柱2本にはさまれる形で上下する。この構造は、日本ケーブル製のキューピットバレイ第3ペアリフトの支柱と似ている。

Sunmeadows03pl05

山頂の終端機械も独特の形状だ。


執筆日:2006年4月15日

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コメント

シャトレーゼスキーリゾート八ケ岳 バレーリフトで書かせていただいたコメントと同じ事を書きますが、このデザインのスッキリさ加減は、好感が持てます。
話しは変わりますが参考書籍で紹介されておられる兵頭ニ十八さんの「日本のロープウェイと湖沼遊覧船」は、私も好きな一冊です。高知の五台山など廃線訪問記も載っており、索道趣味入門書としても良い本ですね。飄々とした記述が親しみやすいです。

投稿: CSSSB | 2006.04.16 00:18

このリフト、去年私が訪問した時も運休していました。
クワッドに乗った時に同じ搬器に乗ったここのスキー場のイントラに理由を聞いたところ、あのリフトは老朽化して安全性に不安があるので運休していると答えてくれました。
存在価値が低いのは判りますが、わざわざ混雑する山麓まで降りることに抵抗だある人には利用価値は十分だと思うのですが。

投稿: ヤックル | 2006.04.16 00:50

>CSSSBさん
コメントありがとうございます。
1号柱、最終支柱と停留場機械を一体化した構造は、合理的だと思いますが、私はちょっと過剰装飾かなと思ってます。デザインに気を使う姿勢は悪くないとは思いますが、会社がつぶれては(三菱の提携先)何にもなりませんよね。
「日本のロープウェイと湖沼遊覧船」は、貴重な本だと思います。ところどころに首をかしげる記述もありますが、趣味者でもないのによくここまで調べたという内容もあり感心します。

>ヤックルさん
むろんこの位置の架設を評価する人はいると思います。だからこそ計画されたわけですから。こういう位置づけのリフトはどんどん減りますね。残念!
1990年製ですから、老朽化して安全性が低いことはないでしょう。スキーのインストラクターは、スキー場には詳しくても、リフトの維持管理に詳しいわけではないですから、スキー場の本音でなく、公式の見解を言っただけでしょう。むろん、機械ですからメンテをしないと危険性は増すわけで、人気がないので稼働率が低く、メンテの費用を惜しんでいるだけかと思います。自動循環式と違って固定循環式は単純な機械ですから、他メーカーの製品をメンテする例も珍しくなく、やろうと思えば、現在の親会社である日ケのパーツを流用しての復活も可能かと思いますが、そこまでの資金的な余裕はないのでしょうね。

投稿: こぶ | 2006.04.16 20:32

旧キッツメドウズで営業していた頃は、このリフトは動いていました。
2003-2004シーズン(でしたっけ?)に "サンメドウズ" に名称変更した時からこのリフトを稼動させていないようです。


このリフトは旧キッツメドウズ の頃でもこのリフトは混雑が無く、人気も無い状態でした。

関係者ではないので勝手な予測ですが
1. このスキー場はファミリー層が多いゲレンデであり、リフトの設置場所が上級コースだったので、リフトの需要が少なかったから?
2. 小さな子どもたちは、固定循環式よりは、リフト乗り場で減速してくれるデタッチャブルクワッドのほうが乗りやすかった?
3. 経費削減ということでリフト運転していない? (KITZ が売却したということは経営状態が厳しかったのでは?)

投稿: foo | 2007.11.25 14:10

fooさん、コメントありがとうございます。パノラマリフトの記事でも触れましたように、北沢バルブに代わって親会社になったのはリフトメーカーの日本ケーブルですから、他社製品を運行するのを躊躇したのでしょう。
どうも今シーズンから、架替の上で営業を再開するようで、一説によればヤナバスキー場からの移設だそうです。

投稿: こぶ | 2007.12.08 16:50

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