索道の種類~複式単線交走式普通索道
複式単線とは、1台の搬器に対して2本の支曳索を用いる方式であり、自動循環式での採用が一般的だが、交走式普通索道での採用が国内では箸蔵寺ロープウェイの一例のみある。
32人乗りという搬器定員から考えると、重量的には単線交走式でも対応可能と思われるが、谷越えがあるために大スパンでの架設が効率的である事と、風に強いフニテル式が採用可能となるために複式単線を選んだものと思われる。
なお、複式単線には、2条のエンドレスロープを用いる「ダブルモノケーブル」(DMC)と1条のエンドレスロープを2周させる「ダブルループモノケーブル」(DLM)の2種類があるが、後者ではロープ速度の同調に特別な装置は不要であるので、こちらが採用されている。 ロープの取り回しは、口で説明してもわかりにくいので、この画像を良く見てもらいたい。

上側の真ん中(一段高い)滑車が原動滑車で、2条の溝が切ってある。
こちらが、複式単線交走式普通索道の搬器。このように搬器幅よりも広い間隔に張られた支曳索を握索しているのをフニテルと称する。風に強いことは、直感的に理解いただけると思う。 握索機は自動循環式用を流用している。
執筆日:2006年7月14日












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