えぼし岳高原リゾートスポーツの里リフト ~失われた日本最西端の索道
えぼし岳高原リゾートスポーツの里リフト
事業者名:(財)佐世保観光コンベンション協会
公式サイト:http://www.sasebo99.com/sight_sasebo/ebosi.shtml
所在地:佐世保市烏帽子町
キロ程:219m
支柱基数:6基
高低差:不明
最急勾配:不明
輸送能力:不明
搬器台数:不明
速度:不明
回転方向:反時計
動力:電気
許可年月日:1992年7月31日
運輸開始年月日:1993年4月1日
廃止年月日:2006年
種別:特殊索道
方式:単線固定循環式
搬器定員:2人
山麓駅:原動緊張(油圧)停留場
山頂駅:終端停留場
索道メーカー:日本ケーブル
鋼索メーカー:不明
観察日:2006年10月31日
佐世保市の最高峰烏帽子岳の山頂付近に整備されたレクリエーション施設「えぼし岳高原リゾートスポーツの里」内の人工芝ゲレンデ及びスポーツスライド用のリフト。利用者減とゲレンデならびにリフトの補修が必要となったため2005年度限りで廃止された。廃止日は未調査であるが2006年3月末限りで廃止とされていたので、2006年4月1日付の索道事業廃止と思われる。
長崎スカイウェイよりも西に位置するため、国内最西端の索道であったが、ここの廃止により日本最西端の索道は「長崎スカイウェイ」となった。しかし、長崎スカイウェイは2006年12月29日から休止となったために、現役の日本最西端の索道は長崎ロープウェイという事になる。
以前から存在は気になっていたが、思いもよらぬ廃止の情報を受け、その跡地だけでも拝もうと寄った次第である。施設正門からゲレンデとリフトは確認できた。
リフト本体は、日本ケーブルの標準的なペアリフト。DX機械カバーの2コラム式原動緊張装置を採用していた。
休止後、半年以上経った割には、まだ陽に光るスポーツスライドの走路が虚しい。
野ざらしで置かれていたモデルE搬器。
なお、ゲレンデはリフトに沿ったメインバーンは閉鎖されていたたが、ベース部でメインバーンに相対する小斜面はそり用に開放されていた。
執筆日:2007年2月13日
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