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2007.03.28

真駒内スキー場 真駒内第1高速リフト

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真駒内スキー場 真駒内第1高速リフト

事業者名:(株)プリンスホテル
公式サイト:http://www.princehotels.co.jp/ski/makomanai/index.html
所在地:北海道札幌市南区常盤
キロ程:734.28m
支柱基数:11基 鋼管丸パイプ型
高低差:209.88m
最急勾配:28度34分
輸送能力:2400人/時
搬器台数:70台
速度:4.0m/s
回転方向:反時計
動力:電気 220kw
許可年月日:1987年9月22日
運輸開始年月日:1987年12月19日
種別:特殊索道
方式:単線自動循環式
搬器定員:4人
山麓:原動 車庫線
山頂:緊張(油圧)
索道メーカー:東京索道
鋼索メーカー:テザック

観察日:2007年1月30日

本スキー場のメインラインと評してよいか難しいところであるが、ベース部とゲレンデトップを結ぶリフト。メインと評し難いのは、非常に幅のあるベース部分の左端に山麓停留場があり、センターハウスから遠いためである。

1980年12月に第1ロマンスリフトA/B線でオープンした本スキー場の拡張施設として1987年に開業した。山頂からは大回りで降りる初級コースとリフト寄りに降りる中級コースがある。さすが北海道らしく、中級コースはナイターとしてはなかなか滑り応えのあるコースで、筆者には楽しかった。あれ以上難しいと、筆者には楽しいから苦しいになってしまう。

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原動停留場は山麓にあり、車庫線が併設されている。車庫線建屋と一体化したデザインの機械カバーを採用したタイプ。

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索道の仕様表示。同じ東京索道製のゴンドラと同じような体裁である。

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この時代の東京索道で標準的なデザインの支柱。

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搬器の流し撮りにチャレンジしてみたが、やや失敗だ。

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機械カバー式の山頂停留場。

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油圧緊張方式であるが、緊張索と緊張車が確認できると思う。ここの油圧緊張方式はやや特殊で、床部分に水平におかれた油圧シリンダで緊張索を引っ張り、緊張滑車に緊張力を伝える方式である。このような方式を採用した理由は不明だが、重錘緊張方式の停留場機械を流用しながら油圧方式にできるので、両方式を併用しているメーカーならば合理的ではある。

さて、本スキー場は西武ホールディングスによる事業見直しの対象で、売却先を探していたわけだが、残念ながら売買に合意できる希望者が現れず2007年3月限りで撤退が決まった。北海道新聞の記事によれば、入札の結果、100万円での応札者しかいなかったそうで、あまりにも安価すぎると売却を断念したそうだ。ここは全用地が自社所有だったそうなので、いくら札幌市郊外の丘陵部といえども確かに100万円では安すぎ、他所の購入者からクレームが来よう。

それなりに固定客もいるようなので、営業継続となると予想していたのだが、まことに残念な事だ。


執筆日:2007年3月28日

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コメント

昨日スキー場の前を通ったのだが、リフトは撤去された。ちなみに、第2ロマンスリフトも撤去されている。残っているのは第1ロマンスAB線だけ。

投稿: 山 | 2008.06.12 20:23

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