【話題】今年度デビューの索道 改訂1版
11月24日の記事をその後にいただいた皆様の情報で補足し、改訂版の記事を作成した。既紹介済みの索道の説明は省いたので、以前の記事も参考にして欲しい。
◎普通索道編
○びわ湖バレイロープウェイ
ゴンドラの運行は1月25日まで、ロープウェイ営業開始は翌26日かららしいという情報をいただいた。確認とれしだいここで報告する。
◎特殊索道編
▽北大雪スキー場 第3リフト
昨シーズン春スキーから復活した本スキー場では、昨年は運行再開を見送った第3リフトを今シーズンは運行する。ただし、設備は以前のままのようだ。
○富良野スキー場 ダウンヒル第3ロマンスリフト
○ニセコ グランヒラフ ホリデー第1ペア
○ルスツ タワーペアリフト
○ルスツ アクロス第2ペアリフト
○猪苗代スキー場中央 はやま第3ファミリーリフト
安索製であると情報をいただいた。
○羽鳥湖スキー場 第5クワッド
1985年日本ケーブル製デタッチャブルクワッドを同社製5m/s対応クワッドに架替え。ちなみに旧クワッドは、国内のクワッド解禁年の製品。
○かぐらスキー場 かぐら第1ロマンスリフト
○白馬五竜スキー場 とおみスカイフォー
1987年安全索道製デタッチャブルクワッドを、日本ケーブル製デタッチャブルクワッドに架替。一部支柱は流用という情報をいただいた。
○立山山麓スキー場 らいちょう第3ペアリフト
らいちょう第3リフトからの架替え。これで同スキー場からシングルが一掃された。
○立山山麓スキー場 極楽坂第1クワッド
極楽坂第1ペアリフトからの架替え。固定循環式4人乗り。
▲サンメドウズ清里スキー場 バードリフト
今まで長期運休であった同リフトを架替え、今シーズンから営業再開と告知されていたが、工事の遅れにより営業再開は来シーズンに延期と公式サイトで告知された。
まだまだ見逃しがあると思う。気付いた点はコメントして欲しい。
執筆日:2007年12月14日
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コメント
こんにちは。お久しぶりです。
富良野スキー場に残っていたシングルリフト「ダウンヒル」第3リフト」が、普通のペアリフトになってしまいました。スキー場ブログ写真によると、一般的な日本ケーブル製と思われます。
ロープウエイ山頂駅からスキー場トップへ上がるリフトで、いまどき珍しいシングルリフトのため、秘境的な雰囲気があり個人的にとても好きだったのですが、架け替えに至ってしまい少々寂しさを感じます。
昨年行った際には、シングルということで訪れる人も少なかったため、新雪が楽しめました。
投稿: 五菱 | 2007.12.20 15:51
五菱さん、コメントありがとうございます。
富良野のダウンヒル第3は昨シーズンに乗ってきました。他のリフトよりも終了時刻が少し早いので、タッチの差で乗り遅れか・・というタイミングでしたが、何人かこのリフトで滑っている人がいて、滑り込んで行った人がいたので、だめもとで行ってみたら、乗せてもらえました(^^)v いずれはレポートを上げますが、東京索道1982年製だったようです。シングルリフトはだんだん減ってきましたね。富良野では、ついに北の峰第3リフト(旧第7)が最後のシングルになりましたね。
投稿: こぶ | 2007.12.20 18:06
いつもお世話になっております。
今日から北海道に来ています。
ニセコグランヒラフのホリデー第1ペアに乗車しました。
日本ケーブルの黒色のリフトで、セーフティーバー付きでした。
ちなみに、平成19年11月、反時計回り、支柱14基、搬器112台です。
一昨年に出来た、スインギングモンキー(コネクティングペア)と同じく日本ケーブルでした。
いずれ従来の東京索道のリフトも、架け替えされて日本ケーブルに変わって行くでしょう。
キング第1ペアABも、そのうちに、架け替えされるかもしれません。
投稿: U君 | 2007.12.30 21:12
U君さん、情報ありがとうございます。
北海道は、気になる情報を小耳にはさみましたので、本職の取材を兼ねて、近々、行くつもりなのですが、ニセコに寄れるかどうか。なんとか本職の方を早めに片付けて寄りたいのですが、天候次第という面がありますので、わかりません。
投稿: こぶ | 2008.01.01 13:47
早速コメントをいただき、どうもありがとうございました。
その後、北大雪と富良野に行きました。
北大雪は、今回再開した第3も含め、昭和54年製の日本ケーブルのシングルリフトで、座面が木の搬器です。木は比較的新しいように思いましたので、再開の際に直したか搬器を取り替えたかどちらかでしょう。
残りの第4リフトは、コースに低木が生えてきているので、再開するには伐採が必要でしょう。また第4リフトだけ他のリフトとはコース領域が別の場所になっていますので、経費増にしかならないかもしれません。
富良野のダウンヒル第3ロマンスは、五菱さんのコメントの通りです。セーフティーバー付きです。
2年前の北の峰第2ロマンスや1年前の連絡ペアと同じ仕様です。これら3本のリフトは、乗り場にスペックの掲示があります。
北の峰第3は、A線の搬器を撤去して、B線のみを使用しています。これもそのうち架け替えか撤去されるかもしれませんね。
旧ファミリーロマンス等の2本のリフトもロープ線は残っていますが、降り場等の付近に木が生えてきています。
ルスツには今シーズンは行かない予定ですので、ルスツの情報は、皆様に期待いたします。よろしくお願いいたします。
投稿: U君 | 2008.01.01 23:33
あけましておめでとうございます。
早速ですがルスツ情報です。
今シーズンのルスツはタワーペア新設・アクロス第2ペア延長を大きく宣伝しております。
両リフトとも日本ケーブル製です。
乗車してみて少し気になったことが…
まずはタワーペア。
・搬器等はおそらく新品。
・支柱の作業アームがトラス構造である。
・支柱のほとんどが丸形鋼管だが、一部で角パイプ形の支柱がある。
次にアクロス第2ペア。
・支柱のほとんどは作業アームがトラス構造だが、一部でラーメン構造の支柱であること。
・ラーメン構造の支柱はおそらく新品。
です。おそらく両リフトともどこからかの移設だと思いますが、一部で新品に取り替えているものもあるようです。
投稿: kiki | 2008.01.02 21:19
kikiさん、ルスツ情報どうもありがとうございました。
アクロス第2ペアの支柱の違いは、延長前の既設区間と延長区間とで変わっているものでしょうか?
もし、わかるようでしたら、御教示下さい。
近年、移設や流用が結構みられるようになっていますね。
投稿: U君 | 2008.01.02 22:40
U君さん、お返事コメントありがとうございます。
アクロス第2ですが、延長と言ってますが、事実上の架け替えです。それによって路線の伸びる方角が若干変わってます。支柱は延長前の支柱も当然再利用していると思いますが、全支柱のうち2本を除き、どこからかの移設ものだと思います。2本のみ作業アームがラーメン構造で、見た目もキレイですので新規で製造された支柱だと思います。
投稿: kiki | 2008.01.03 19:11
U君さん、kikiさん、富良野とルスツの情報ありがとうございました。
どこからの発生品か気になりますね。
投稿: こぶ | 2008.01.05 21:09
kikiさん、御教示ありがとうございました。
たざわ湖の銀嶺第1リフトが、延長区間と既設区間とで支柱が変わっているような感じでしたが、ルスツのアクロス第2はもっと複雑そうですね。
流用元としては、旧コクド系でしょうか。真駒内、深川、津別(アリエスカロマンスは1999年秋とやや新しい)が閉鎖しましたし、ニセコ東山の旧ダウンヒル第1も撤去されていますので、結構ありえそうです。製造元が違う索道会社のものまで使うかどうかはわかりませんが、上記の銀嶺第1リフトのように、支柱だけでなく搬器まで違う会社のが混ざっている場合もありましたので、可能性はあります。
投稿: U君 | 2008.01.05 22:34
こんにちは。
新潟県、松之山スキー場に今年、日本ケーブルのペアリフトが新設されました。
実際に見てきましたが、今まで 旧ペア→シングル と乗り継いで山頂まで行くようでしたが、その両方を撤去して、 新ペア→新設ペア というようになっています。
スピードが秒速23m位で、椅子の間隔が広かったです。
山の地形もありまして、ドラゴンドラのようにアップダウンを繰り返す面白いペアリフトでした。
投稿: k,t | 2008.01.11 17:13
k,t さん、情報ありがとうございました。
松之山温泉スキー場はノーチェックでした。
投稿: こぶ | 2008.01.12 22:36
今シーズンは結構新設のリフトに乗りました。
松之山温泉は、旧第3リフトを第1リフトと改称し、第2ロングリフトを新設してました。支柱に建設年の記載がありませんでした。旧第1及び旧第2リフトの状況は別の箇所に記載しました通りです。
白馬五竜のとおみスカイフォーは、搬器の車庫を設けていないのですね。速度は5.0m/sでした。
猪苗代のはやま第3ファミリーは、明らかに安全索道のタイプなのですが、搬器にも乗り場・降り場にもAnsakuのロゴがありません。セーフティーバー付きです。猪苗代中央は太平索道のリフトばかりなので、このリフトは新鮮ですね。(猪苗代ミネロは日本ケーブルです。)
投稿: U君 | 2008.04.04 01:13
本日、羽鳥湖に行って来ました。
昨シーズン新しくできた5m/sの第5クワッドリフトですが、通常の日本ケーブルのクワッドリフトの搬器番号の後ろの部分に、制振用のおもりがつけてありました。おもりで搬器番号が見えにくいので、おもりにも日本ケーブルの番号シールが貼ってありました。
おもりは、テイネハイランドの安全索道ポマのペアリフトと形が似てはいますが、取り付け位置が若干違うようです。
第6リフトは、クワッドの降り場のためか、降り場とロープが撤去されています。鉄道要覧では休止中と記載されていますが、再開は難しいでしょう。
シュレップは、支柱が撤去されていました。
投稿: U君 | 2009.01.18 23:58
こんばんは。
あだたら高原に行ってきました。
09’のデビューの索道にやっと乗れました。
オレンジラインリフトです。
日本ケーブルの黒色のクワッドリフトで、セーフティーバー付です。
デタッチャブルではなく、固定循環です。
速度はわかりませんが、あまり速くなかったように思いました。
時計周りで、支柱10基搬器71台です。
ちなみに、以前のペアリフトは東京索道製でした。
投稿: U君 | 2009.03.10 01:58
U君さん、ありがとうございました。
2月上旬のあだたら訪問予定があったのですが、体調不良で今シーズンのスキー場巡りは全てキャンセルし、自宅療養中です。
投稿: こぶ | 2009.03.11 17:15
はじめまして、ちらいと申します。
いつも興味深くサイトと面白い解説を拝見させていただいております。自分もスキーとリフト観察が趣味です。
更新少ないと思ったら体調不良とは!!!どうか、お大事にしてください。
と、ここで新設リフトの話題では無いのですが、新潟県にある二王子スノーパークninoxの第2クワッドが1500mを越える長さに標高差が500m以上あり全国でも有数規模なのですが場所ゆえにいかんせんマイナーなリフトです…
標高差500mを越え全国でも長大なクワッドだけれども、雑誌では注目されないマイナーなクワッドとしてよければ記事のネタにしてみてください。
投稿: ちらい | 2009.11.12 20:40
ちらいさん、コメントありがとうございます。
体調も徐々に回復しており、本業のペースも戻りつつありますので、当ブログも少しづつ復活させようと思ってます。ニノックスは営業終了後に遠目には見たことがあるのですが、まだ現地に足を踏み入れたことはありません。気になるスキー場であるのは確かなのですが・・・
投稿: こぶ | 2009.11.21 23:33
お久しぶりです。
2010シーズンデビューのスキーリフトは、私の知る限りでは以下の通りです。
国見平第1リフト:シングルからペアに
(休止前はリフト3つでしたが、今シーズンは2つで営業のようです)
戸隠中社第2リフト:シングルからペアに
六甲山第2リフト:シングルからペアに
六甲山は昨シーズンと合わせて、3つとも新しいリフトに変わりました。
私はどれも行かずにシーズンが終わりそうです。
国見平は全部リフトが古いので、今後第2リフトなどもリニューアルされるかもしれません。
六甲山は3月22日の最終日に行くことも考えていましたが、雪がなくなって第1リフトのみになっているようなので、来シーズンにしようと思います。
なお、上記3つは全てシングルからペアへのリニューアルですが、リニューアルの仕方は同じとは限りません。
長さや乗り場位置も変更される場合、支柱は従来のものを引き続き使う場合、(あまりないかもしれませんが)搬器のみの変更の場合、といろいろ考えられます。
余談ですが、先日まだ乗っていなかったタングラムの第4リフトに乗りましたが、2003年に降り場を従来より下に作ってリニューアルしたようです。元の廃止区間は支柱が残っています。旧降り場の状況は、コースがクローズされていたので確認できませんでした。
投稿: U君 | 2010.03.20 00:55